スーパーボギープランニングは名古屋を中心に活動するインテリアデザイン事務所です。
インテリアデザイナーとしてオーナーとの会話を大切に、時代のムードを感じながら店舗デザイン・建築デザインを提案しています。
よっさんのほぼ毎日の日記
 
2003年 1/01〜1/15

2003/1/1(水)
『昨年を振り返って、そして今年の抱負』

あけまして、おめでとうございます!
これまでお世話になった方々、そしてこれから出会うことができるかも知れないみなさん
ボギーは”デザインで人をハッピーにしたい”を一生懸命に実現していきたいと思います
これからも応援よろしくお願いします。


今日からコラムをやめて日記にしようと思います、コラムって大変だし、日記の方がデザイナーの日常がよく伝わるかなって思って、ほぼ毎日書いていけるといいのだけど...頑張ります!!

昨年は店鋪出店が多かった年だそうですが、確かにボギーでもたくさんのお店を担当することができて、苦労を共にしたオーナーの顔を思い出しては、また今年もたくさんの人と出会えたらいいなぁなんてひとり物思いにふけったりしているお正月です、みなさんはどんな風にお過ごしでしょうか?

昨年はカフェ、ヘアサロン、個人住宅とかたくさんやらせてもらってどちらかと言うと今的デザインを求められていたように思うんですけど、これからは少し様子が変わって行くんじゃないのかなぁって思います、というのも、「今的である」ということが世間に浸透してしまって「だから何!?」って驚かなくなってしまったのかも知れないね、よっさんはもう1つ付け加えたいキーワードとして「懐かしい感覚」を言いたいよ、オーナー自身が何度でも行きたいお店って、本当に「今的な」ものなのかなぁ?

お店は5年、10年と存続するわけで、やっぱり長く愛されて、多くのファンがいるってことが大事、たくさんの中に埋もれてしまうのでは寂しい、オーナーには継続することを楽しんでもらいたい、オーナーにもお客様にも楽しんでもらいたい、みんなが楽しくてハッピーになっていくような継続の仕方ってあるんじゃないのかな、今年はそんなことを考えながらオーナーと向き合っていきたいって思います。

先日、テレビ番組でこんなお店の紹介をしてました、確か、島根県だったと思うのだけど、創業30年くらいのカフェーなんです、メニューはドーナッツ中心、お客様は子どもからおじぃちゃん、おばぁちゃんまであらゆる年齢層でオーナーとお客さんが楽しそうに会話してるの、素敵だったなぁ、インテリアもバランス感のある落ち着きだし、ソファなんかカバーが掛けられててしぶいの、ファンがどれくらいいるのか繁盛してる、なんと言っても楽しそうに営業してる姿が印象的だったよ

お店を商売道具にして、いっぱい儲けるってことも大事だけど、楽しくないと何年もやれないよ、本当だよ
「自分自身が何度でも行ってみたくなるお店」を作ってください、ボギーみんなでお手伝いするので!!

今年もみなさん楽しく頑張って行きましょう、大変なこといっぱいあるけど、言っててもしょうがないもん、前に進むしかないから・・・。


代表:よっさん

2003/1/3(金)
『今年もいろんなことやりたい!』

デザイナーにもいろんな奴がいて、カッコイイ仕事しかやらないとか、雑誌に載るような作品を作るんだって気合い入れてる奴もいるんだけど、よっさんはちょっと違ってるみたい、そんなことよりいろんなことやりたいんだよね、オーナーとワイワイやってるのが好きだし、工事屋さんとガヤガヤがおもしろい、だからどんな物件でもやってみたいよ、でも、あともう少しだけ有名にならないといけないんだろうけどね、きっと。

今、担当してるのが、もうバラバラ、カフェの改装(戸建て店鋪)、ヘアサロンの新築(戸建て店鋪)、個人住宅(新築)でしょ、鳥、魚料理の居酒屋さん、スーパーの全面改装、それから創業50年以上の老舗の新店鋪建築(戸建て店鋪)、個人住宅のリフォームデザイン、郷土すし料理店(戸建て店鋪)の内外装デザインなどなど、あとカフェのオンラインショップのホームページ企画、制作とパンフ、メニュー帳制作に、あるカフェのTシャツデザインなどなど・・・( ほんとバラバラだなぁ)、オーナーの年令も20代半ばから50代半ばまでいろんな方がいて、いろんな場面があっておもしろいよ、話す内容もその都度違うしね

仕事に一貫性がなくて、なんでも屋みたいだけど、なんでもやりたいんだからいいと思ってる、いいよね?理想はどんな依頼にも答えれること、インテリアデザイナーだからこそって仕事っぷりがしていきたいんだ

今日が仕事始めだから、気合いを入れてる自分がいる、今年はどんなオーナーと知り合えて、どんな風に活動していくんだろう、明日のことがわからない職業だから不安もあるけど、楽しみでもあるんだ・・・。



2003/1/4(土)
『また、ホームページ直そうかなぁ』

そろそろ、企画提案をしていきたいと考えたりしてるんですけど、頭にあるのは2つ、実現できそうならホームページにアップできるといいのだけど・・・歳のはじめって、どうしてこう前向きになるんだろうか、1年中こうだったら、人生少しは変わってたかなぁ? なんてね

1つ目はショップオーナーとのコラボレーションサイト、運営はボギーがやっていくんだけど、まずはデザイン担当したお店のオーナーに参加してもらって、何かしらのオンラインショップをやってみたい、お店の紹介にもなって繁盛のお手伝いができるのもいいけど、物を売るということに興味があるんだよね、楽しそうじゃないかい? 初歩的なところではTシャツのデザイン、製作、販売からでもいいよね、じょじょに商品を増やしていけば、楽しそうにやってて共感を得られる感じでやってみたいのだけど、材料なんか共同購入できるメリットもあったり、共通クーポンの発行とか、雑誌の出版とかまで夢が広がるかも

2つ目は住宅のリメイク(リフォーム)提案サイト、リフォームデザインしてほしいって連絡を頂くことも結構あるんだけど、何となくうまく行かないのは、リフォームとかインテリアコーディネイトって終わりがないって言うか、どこまでを期待されているのかがわかりずらいと言うか、どうしたらいい?
で、ちょっと頭をかすめるのは、ファーストプランと信頼できる工事店さんの工事見積書までを用意する、ここまでで業務完了というやり方、もちろん家具を作るのならその図面と見積書、購入家具は購入先の所在地や価格提示を含めて提案するのだけど、何故こんな風に考えるかって言うと、リフォームってオーナーの趣味が大きく反映されないと辛いじゃない、だから指針的提案を渡せばあとは結構自分でできるんじゃないのかなぁって思うわけ、これだけでもデザイナーとしての役割を果たせるのではって思ってみたりして

いっつもこんなこと考えては時間に追われてしまって、できなくって困るんだけど、誰か協力してもらえないかなぁ? ほかにもやってみたいこといっぱいあるのだけど、1日40時間あるか、1週間が10日あるといいのにでも近いうちに何かはやってみたいので、気長にお待ちくださいませ!!



2003/1/5(日)
『日曜なのに仲間がやってきた、話すことは』

もう1つの会社(デザイナーとして参加している)の高取社長がやってきた「今年も頑張りましょう」年始の挨拶もほどほどに、いつにも増して奴が熱い、「今年はブレイクしたいっすね」、そう、この会社は建築プロデュースを主に活動していて、カフェも運営してる、一部のマニア(?)には有名なクリエイ ター集団なんだけど、開設3年目で一気に花開こうとしてるユニークな会社、平均年令30才くらいなのかな

名古屋を拠点にして何ができるのかってことを一生懸命に考え、話し合っているのだけど、今日話したことは、担当した作品を世に知らしめると言ったことじゃなくて、物よりも人を世に知らしめて行こうと言うもの、組織で活動し、その活動の記録を発表していくような、組織にファンが付いていくような活動ができていけば、知らず知らずのうちに有名になっていくんじゃないのかってね、ファンになってくれる人たちに何かのお手伝いができて、その輪がどんどん広がっていくようなスタイルが好ましいってことを、熱く語り合っていたのだけどね

有名になることって組織にとってはとても大切なことだと思う、多くのメンバーを活かすためには多くのチャンスがないといけない、そのチャンスを誠実にやり遂げることが明日につながるのだから、よっさんは個人主義的に自分の名を売るようなことが苦手な人種、できることなら個人名よりも組織名を有名にしてチャンスを多くもらいたい、そんな組織主義なところがあってこの会社に参加してるんだよね、そう、(有)グースコーポレーション、みんなにも興味を持って見ていてほしいなぁ、ちなみに現在の参加メンバーはプロデューサー、コンセプトワーカー兼コピーライター兼ディレクター、グラフィックデザイナー、ウェブデザイナー、フォトグラファー、一級建築士、インテリアデザイナー、フィナンシャルプランナー、シェフ、ソムリエ(フレンチレストランのオーナー)、パティシエほか多くのクリエイターたちです、なんかとてつもないことできそうなメンバーでしょ、おもしろいアイデアがあったら教えてね、是非。



2003/1/6(月)
『スタッフが初出勤してきて、ごあいさつ』

本年もよろしくお願いしま〜す、いえいえこちらこそよろしくお願いしますって深々と頭を下げ合って、おちょけた雰囲気でのスタートでした、特別何かやるってこともなく、いつものようにお仕事の開始です

とりあえず、今週のスケジュールと来週の見通しなんかを打ち合わせしてたら、ゴホゴホって、せき込む奴がいる、誰だぁ、あ〜、かおりかぁ、カゼかぁ!? ハイ、スミマセン...ゴホ、ゴホッ、そうなんだよね、長く休むとどうしても気抜けしたみたいになってカゼをひいてしまう、よくあることなんだよね、仕方ないんだなぁ、まぁ、今日は早く帰って早く寝ナッ!!

と、突然電話がなる、ケイタイ、ありゃ、おふくろだぁ、「去年送ったみかんは甘かったかねぇ」って、あいかわず、のんきそう、年末年始に会うってこともしてないからいつも電話だけど、伊勢の田舎で元気にやっててくれるから安心、4月には親父の墓参りに行くから、その時に顔出すからって言っといた

と、と、また電話、今度は去年暮れに相談にみえたクライアント、Sさん、「今日7時過ぎ空いてます?」「ええ、事務所にいますよ、遊びに来てくださいよ」「じゃぁ、伺いま〜す」って、どんなお話かなぁ、この方、飲食店を持ちたいとかで、たまに、試食して〜って、作った料理を持ってきてくれる、これが結構うまかったりして、すごく熱心なの、こういう人がお店を持つと成功するんだろうなって気がする人、近い将来いいことがあるといいのにね、熱のある人にはこちらも熱が入って、一緒にいるのが楽しいよね頑張ってください!

今日もこんな感じで日が暮れていきました、さぁさぁ、早く帰ってメシ喰って、風呂入って寝な!!


2003/1/7(火)
『クッチョロカフェのホームページを作って思うこと』

メニュー帳とテイクアウト用パンフレットも作ったのでもう大変!
ベーグルのオンラインショップをやりたいってことからはじまった企画なのだけど、物を売るってことってとてもテクニックがいるよね、売ろうとすればするほど売れないような気がしてしまう、何でだろう?

このカフェは名古屋市千種区猫洞通にあって、カフェマニアにはかなり知られたショップ、犬が入れるとか、インテリアの家具も買えるとかで有名になったのかな、次ぎへのチャレンジということで企画がはじまったのだけど、で、やっぱり、もっと知られることが大切だし、そこで買うということが、ある意味ステイタスにならないと人気店にはならないってことを感じたわけ

やっぱり、物よりも人(人々)を言おうってことに、カフェで働く人々を知ってもらって、多くの人々に共感を持ってもらうというとこらからはじめないと・・・「こんな人たちが作ったカフェなら、こんな人たちが作ったベーグルなら、きっとおいしいに違い無い、どんなパッケージで送られて来るのだろう、楽しみだなぁ」ってね、何となく遠う廻りしてるようだけど、半年後には大きな差となって表れていくんじゃないのかなぁって悟った感じなの、うまく行くといいのだけど

売ろうという気持ちが強いと売れ筋ばかりを店頭に置いて、どうよって具合のショップが多いけど、顔が見えないというか、他とどう違うのよって逆の反応が多くなってうまくいかないケースがあるけど、ネットショップによく見られるケースみたいだね、本心は自分の個性をもっと強調したいって思ってるのに、なんか反応が恐くてできないってことも多いんじゃないのかな? でも、素直に自分たちのやりたいことをやって人気を博しているのを見ると、うらやましいって思うよね、やれるもんならやりたい!!

大切なことは、自分流でないと、楽しんで長くは続けられないってことなのかな、ましてや儲からないよとにかくやりたいことをしっかりやって、その姿を正直に出してみよう、自分を信じて、やりたいことを全身全霊に頑張ってみよう、人生ハッピーのためにね!



2003/1/8(水)
『あのみそかつの矢場とんが阪急百貨店 大阪梅田本店での催事:美味探訪に出店』
日本全国から45店が集結、選び抜かれたおいしいを展開して行く:1/8〜1/14

名古屋名物で知られる”みそかつ”の名店”みそかつの矢場とん”さんが、なんと大阪の老舗百貨店からお誘いを受けて、8日から14日までの催事場にテイクアウトのみのお店を出店しています、今日が初日で、どうやら爆発的人気だったようです、創業56年目ともなると地元名古屋だけでなく大阪、東京にも多くのファンがいてくれて、年々お客さまの数が増えていってる名古屋の誇りのようなお店なのです、

狙うは一流の大衆食堂、”いつでも来てちょう、うまいもん腹いっぱい食べてってぇ〜”って具合にただただ明るいのがいい、スローガンは”創業半世紀、みそかつへのこだわり、積み重ねた歴史が矢場とんの味”って感じでお客さまに育てて頂いてここまできた歴史に自信を見せる、かわいがってもらってこその商売だからと・・・

今後、名古屋の味をもっと知ってほしいという心意気で、東京にも出店していくことになるだろうね、よっさんは身内みたいな気分でお手伝いできたら気持ちがいいので、大衆食堂づくりを自然体でできるようにやっていきます、よっさんは思うのだけど、”食堂ってダサくていいと思う、接客マニュアルなんかいらない、へたな笑顔なんかもいらない、気を使わない場所と味が提供できるだけでいい、でも、でも、なんとなく世界を持っているってことが大事、決して計算してできることじゃないよね、その世界が持てたら一流なんじゃないかな、ダサイけどカッコいいってことってあるよね、ダサカッコいいって自然体の中にしか生まれない貴重な物なのかもね”

14日までやってるから、13日の祝日に見に行って来ようかなぁって思ってるんだけど。



2003/1/9(木)
『お問い合わせメール』

今年最初の設計相談メールが送られてきました、本当にありがたいことです、デザインを依頼するかどうかを迷っている段階の人もいるし、惚れ込みましたぁなんて即依頼してくださる人もいてね、ほんと嬉しい限りです、もっとスーパーボギーを知ってもらえるように活動していかないといけませんね!
(過去の相談メール数は2001年は35件、2002年は57件で増えているので嬉しいっす!!)

さて、ご相談の内容はこんな感じでした、「はじめての開業で悩んでいて、ガーデニング、インテリア雑貨、カフェという復合業態を考えていて話を聞いてほしいのですが、土地を借りて(定借)新築するか、建物を借りて改装してやるかということなのですが、どちらがメリットが大きいのでしょうか、それとやっぱりカフェがあった方がいいのでしょうか、話題性の作り方から相談をしたいので、近いうちに訪問していいでしょうか」というものでした・・・企画段階からのご相談だったのでメールで返答するレベルを越えているので、是非お会いしましょうよってご返事をしたのですが、さてどんなことになっていくのかとっても楽しみなのだ

おもしろいメッセージが送られてくる時もあるんですよね、たとえば、「中華ですが、坪50万でできますか、ご返事ください」とか、唐突に言われても答えようがないよ〜・・・よくよく聞いてみたら戸建てのショップだったのだけど、他に「テレビみたいなリフォームをしてほしいのですが、デザイン料はいくらになりますか、是非やってみてほしいのですが」これも困るよねぇ・・・東京の方だったのだけど、ほかにもいろんな文章で送られてくるの、オーナーはプロの言葉や用語を知らないから、あれって思う言葉でも、何度かやり取りしているうちに、そ〜なんだって理解し合えるのだけどね、だからどんな内容であっても誠実にお答えするように気を付けてる、1本のメールからオープンに至ることも何度か経験していると、すごい時代になったなぁって思います、出会えるオーナーと仲良く物づくりがしていければ本当にしあわせです。



2003/1/10(金)
『別会社:クリエイター集団*グースの今年最初の会議に出席』
場所はみんなが集れるように作ったGoose *fun cafeです

さ〜て、今年はどんな活動ができるのか、どんな集団に変化していくのか、全く楽しみな1年の始まりです、それぞれの分野のエキスパートがいい顔して集まってきました

参加者はメインメンバーのプロデューサー、ディレクター(コンセプトワーカー)、アシスタントディレクター、グラフィックデザイナー2名、ウェブデザイナー、そしてインテリアデザイナーのよっさんの計7名の少数精鋭で今年の抱負と、活動目標をブレスト(討論)しました

最大の目標として年内に出版物を発刊しよう・・・クリエイター集団がどんな取り組みをして、どんな成果があがったかをまとめた活動記録のようなものを世間に見てもらおうということを確認し合いました 活動の主軸舞台(フィールド)は3つ、1つはハウスプロジェクト、新築住宅プロデュースの活動をプロトタイプ化しながらオーナー募集していくような形のもの、2つ目はショッププロジェクト、○○○業界(まだ内緒)とのタイアップ企画、3つ目はオンラインショッピングプロジェクト、運営しているカフェを使ってユニークな発想でやろう、それぞれのフィールドに責任者が就いて、プロデューサーが統括していく

大切なことは、楽しむこと、企画推進の原動力は楽しむ心なのかな、商売っ気が強いとうまく機能しなくなってしまうだろうしね、まぁ、とにかく前に進もうって、みんなに見てもらおうよってね

第1、3土曜日の夜に活動報告会議を定例化しておもしろおかしくやろうってことになったので、その時その時に報告していきます、お楽しみに・・・名古屋発信で何ができるのか、挑戦です!!



2003/1/11(土)
『学生さんからこんな質問がよく送られてくるんだ』

・デザインの勉強法を教えてください
学校では、どちらかと言うと浅く広くっていう学習法になってると思うんだけど、よっさんは学校に行ってないから正直よくわからないんだよね、自分の勉強方法を言うことはできるのだけどね、1つ目は好きな建築家を見つけること、そしてその人物の思想まで研究してみることだね、よっさんが好きな建築家はピエール・コーニッグ、オスカー・ニーマオヤー、ルイス・バラガン、岸和郎さん、彼等のバランス感や色彩感が好きでいつも結構意識してるんだよね、あとは分類思考(テーマ)を勉強する、たとえば、ミッドセンチュリー、北欧デザイン、クラシックモダン、ミニマル、インシピッド、ダッチなどなど、これがデザインを着想する時に生きてくるのかもね、やりかたとしては、ルイス・バラガン的にミニマルデザインで考えたらどうなるかなぁってな具合だね、言葉では伝えにくいけど、勉強してみると、ハハ〜ンってわかってもらえると思うんだけどね、2つ目は素材を覚えること、商店建築って本が出てるでしょ、あれを使うんだけど、写真と使ってる素材が書いてあるでしょ、それをよく見て、これがこういう名前の仕上げ方なんだって知るわけ、それからその素材を辞典、用語集、マテリアル本とかネットを使って調べてみるわけ、それをやり続けていくとな〜んとなくインテリアの世界がわかってくることになる、最後の仕上げはたとえば、1つのテーブルを何種類もの仕上げで作れるかを想像したりしてみる、木にも何種類もあるし、ガラス、アクリル、、アルミ、メラミン、ハードボード、ペーパークラフト、塗装材、金属、もう限り無く素材が頭に浮かんでくるようになれば合格かな、できれば、値段までだいたいのところわかってくると、もうデザイナーへの入り口に来たってことになるのかもね、結局最後は実戦なんだろうけどね、実戦というのは、オーナー(クライアント)からの要望に答えれる力のこと、時代のムードを読んでないと、ズレたことをもっともらしく言うことになるから、いつも情報仕入れしてないといけないね、実はこれが1番大変なことなんだけど、注意することは絶対知識をひけらかすような話術にならないこと、まぁまだまだ先のお話なのかな!?

・どうしたらデザイン事務所に入れるんでしょうか
本当によくある質問なんだけど、こればっかりは何とも言いにくいけど、多分、結局、運じゃないのかな、雇う側が採用したいと思った時にタイミングよくマッチしてしまったということくらいしか、採用することってないもんね、ただ最低条件があって、CADばっちり、CGばっちり、MACばっちりのどれか1つ、得意なことがないと雇わないだろうなぁ、雇ってから教えるなんてことはしないし、意味ないもんね、あと、経験なんかいらないよ、ない方がいいくらいかな、でも建築系の学校ってCADはやってないみたい? これからは絶対条件だと思うのだけど

ということで、毎週2、3人からメールをもらうので、まとめ書きにしました、これからこの世界を目指す人は参考にしてみて、頑張ってください、未来のインテリアデザイナーさんたち!!



2003/1/13(月)
『大阪に行ってきたよ、ちゃいまんなぁ、やっぱ、大阪は〜』

1月8日にも書いた、みそかつ矢場とんの阪急百貨店 大阪梅田本店での催事:美味探訪に行ってきました、テイクアウト専門ショップなんだけど、今後の出店計画のためにも来店者の反応やこれから必要になるかもしれないアイテムなどを発想するためにもこの目で見たかったので

”それにしても、大阪はええなぁ〜、ほんまにようけ人がおって名古屋のもんからすると羨ましい限りでんがな”、大阪ってとこは東京とかと違ってクチコミが多い、うまいとなると知ってる人に言ってくれる、”あそこのとんかつ、みそかけて食べるんよぉ、行ってみてて、ほんまにおいしいでぇ”って具合、だから受けるとずっと可愛がってくれる気質があるみたい、ひょっとして東京出店より、大阪出店を考えた方がいいのかもね、ただ、少しでも受けが悪いと大阪の人は厳しいから恐いと言えば恐いよね、さてどうなっていくのか

売り上げ成績が非常に良かったらしく、また3月末からの催事に出店要請があったということで、それで今後を占うというのも堅実な方法なのかもね、今、気になったのが、テイクアウトのパッケージだね、もちろんボギーがデザインさせてもらったのだけど、いまいち、目立っていないというか、おとなしいというか、ちょっと考えたいなぁ、紙袋を持っている人を見て、あれはどこの紙袋なのかって気になるようなある意味インパクトのある物の方がいいのかもって思ってしまったんだよね、これからオーナーと考えてみよっと、また3月にも行ってみようかなって思います、関西の方は是非行ってみてくださいね、ほんまおいしいでっせぇ!



2003/1/14(火)
『住宅のお問い合わせメールが送られてきた』

なんと、神奈川県は平塚からでした、ボギー作品を見て自分たちの望んでいるものはこれだって言ってくれて、デザイナー冥利に尽きるのだ、今すぐ飛んでいきますって返事したら、こちらから名古屋まで伺いますって言ってもらって、またまた感動です、ショップ作品も住宅作品もどちらも好きなんて言われると本当、嬉しいっすね、で、やりたい、やりたい、やりたいってまたメール返信しときました

ご夫婦は32才と28才で子供はまだいない、あとお母さんが同居ってことで、2世帯住宅が希望なんだって、で、建物を2棟建てて、挟まれた中庭で将来のこどもたちや、お母さんと、家族団欒が夢なんだって、家庭菜園を趣味にしているお母さんを結構メインに考えているらしく、とても暖っかい感じで、どうしてもやってみたくなったのだけど、あとね、家から江ノ島が見えるんだって、いいなぁ、羨ましい、そんなところに住んでみたいなぁ、カッコイイ家にしたいって言うからデザイナー的にはのどから手が出るようなお話、やってみたいよ〜!

それにしても、最近、神奈川や東京、あと大阪、京都とかからもメールをもらうようになってきて、やっぱりインターネットの力ってすごいね、本や雑誌に掲載されても短い期間しか載らないし、本当にいい時代になったもんですよ、あとは、距離の埋め方だね、遠方のオーナーと問題なくやっていけるかってことだけど、でも、結局人間としての信頼関係を築くことが何よりも大切なことなんだから、誠実に対応する心の問題かなって思ってるけどね、これから、これから。



2003/1/15(水)
『暇な時ほどカゼをひく』

今日は長時間の打ち合わせがあったり、住宅の模型づくりの調整や、抱えている仕事のクライアントや問い合わせのメールに返信したり、あした1件現場調査があるのでその準備をしたりで忙しくしてたんだけど、全然元気、めっちゃ元気なの、忙しいと気が入ってて疲れないみたい、デザインの業界の人って忙しい人ほどパワー感じるよね、やっぱり忙しくなくっちゃね、

1年のうちには暇な時もあるけど、暇な時って必ずカゼをひいてダウンしてしまうのだけど、みんなはどう? きっと同じだよね、少々無理してるくらいの方がいいんだろうね。もっと頑張ろっと!!

2003  
12/16〜12/31 6/16〜6/30
12/01〜12/15 6/01〜6/15
11/16〜11/30 5/16〜5/31
11/01〜11/15 5/01〜5/15
10/16〜10/31 4/16〜4/30
10/01〜10/15 4/01〜4/15
9/16〜9/30 3/16〜3/31
9/01〜9/15 3/01〜3/15
8/16〜8/31 2/16〜2/28
8/01〜8/15 2/01〜2/15
7/16〜7/31 1/16〜1/31
7/01〜7/15 1/01〜1/15
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